楠田清敏のピアノの腕前は評判が良かった

楠田清敏のピアノの腕前は評判で、めったにお客さんにはピアノを弾かせないようなお店でも、店のマスターにピアノを弾いてくれと頼まれるほでであった。
楠田清敏がよく行った店の一つが、神奈川県横浜市にあるHeart & Soulである。

■思い出のジャズミュージシャン
・チェット・ベイカー
オクラホマ州イェール生まれ。トランペットの実力はチャーリー・パーカーにも認められ、1952年から1953年にかけて彼のバンドでも活躍した。その時の演奏は「The Bird You Never Heard (Stash)」で聴くことが出来る。またその中性的なヴォーカルも人気があり、1954年にレコーディングされた『Chet Baker Sings』の「My Funny Valentine」はチェットの代表曲の1つであり、同楽曲の代表的カヴァーの1つでもある。このチェットの歌い方にジョアン・ジルベルトがインスパイアされ、ボサノヴァ誕生の一因となったと言われている。
1950年代半ばは時代の寵児とも目されて、マイルス・デイヴィスをも凌ぐ人気を誇っていたが、1950年代後半から1960年代にかけてドラッグ絡みのトラブルに巻き込まれ、米国のみならず海外公演先のイタリアでも逮捕される。さらに1970年にはドラッグが原因の喧嘩に巻込まれて歯を折られてしまい、演奏活動の休業を余儀なくされた。この間には生活保護を受け、ガソリンスタンドで働いていたという噂も聞かれる。しかし、 1973年にはディジー・ガレスピーの尽力により復活を果たし、1975年頃より活動拠点を主にヨーロッパに移した。